1枚の紙が織り成す
世界に魅せられて
- 大学院工学研究科博士前期課程 安全社会基盤工学専攻1年
- 足立 翔さん (大阪教育大学附属高等学校池田校舎 出身)
紙が思いもよらない作品になる折り紙。そこに魅せられ、足立さんは折り紙の世界にはまってしまいました。きっかけは小学校のときに買ってもらった本格的な折り紙の本。出来ないのが悔しくて難しくてもコツコツ続け、高校生の時には友達と6m四方の紙で巨大折り紙にも挑戦しました。決して手先が器用なわけではなく、丁寧に進めるそうです。
自分が興味のある専門分野を選び、進学してきた福井県はなんと和紙の産地として有名で、都会に比べ、色々な紙が身近にしかも比較的安価に手に入る、運命を感じざるを得なかったそう。学部3年生の時から3年連続で大学祭に折り紙作品のブースを出し、架空生物や恐竜、巨大な飛行機、専門である建築の知識を生かしたジオラマ作品などを展示。実際に折ってみる体験学習をできるようにしたところ、来場した大人も子どもも喜んだそうです。「1枚の紙がどんな形にでも変化する。無限の可能性が広がっているところが魅力です」と語る足立さん。普段は一人で活動することが多いため、いろんな折り紙に挑戦する仲間を募集中です。難易度問わず一緒に楽しんでみませんか?