患者さんのために
何ができるかを考える
- 医学部 医学科6年 福嶋 大貴さん(敦賀気比高等学校 出身)
- 医学部 医学科2年 高田 莉咲さん(仁愛女子高等学校 出身)
福嶋さんと高田さんは、福井大学の地域医療サークル「ぷちぷら」の合宿で、サークルの創設者で、福井県南越前町の今庄診療所に勤務する新野保路医師が立ち上げた「まちづくり診療所プロジェクト」に参加しました。
「まちづくり診療所プロジェクト」は、診療所に来る学生?研修医が、地域医療のサポートを行う活動を通じて、総合診療に興味を持ち、身近に感じてもらうことを目的としています。
活動では、診察の様子を見たり、地域へ出て農作業を手伝ったりしてコミュニケーションを図るなどしました。夜には、地区のゲストハウスで住民と世代を超えた交流を持つなど、講義では学べない貴重な体験をしたそうです。
「患者さんのために何ができるかを考え、患者さんの信頼を得ないと本当の診察はできないと痛感しました。『病気を診ずして病人を診よ』の言葉の意味を肌で感じました」と二人は話しました。