REPORT07福井大学×福井銀行主催
SDGs交流中国足球彩票に参加

 7月22日、SDGsを気軽に学ぶ交流中国足球彩票が開催され、私たち学生広報スタッフも参加しました。中国足球彩票には、福井大学生とSDGsを推進する県内企業が参加。各企業の説明を受け、環境問題やジェンダー平等などについて学びました。また、その後に行われた意見交流会では、活発な議論が交わされました。
参加した学生からは「SDGsについて考えるとても良い機会になった」「企業のSDGsへの取り組みがよくわかった」などの感想が聞かれ、SDGsについて考えるきっかけになったようです。
今回の中国足球彩票では、東京を拠点に服づくりを通してよりよい社会を目指し活動する学生団体「やさしいせいふく」を招待して講演が行われ、彼らの熱心な取り組みに会場の学生も共感しているようでした。

 


私たちは、東京の学生団体「やさしいせいふく」の取り組みに興味を持ち、もっと詳しく話を聞いてみることにしました。

やさしいせいふく

何かを成し遂げたいならば、今のうちに…

取材対象者 〉〉坂本 亮さん、鈴木 夏音さん(やさしいせいふく)
探究者 〉〉酒井 俊典(連合教職開発研究科1年) 、竹本 和也(国際地域学部4年)

「自分たちも何かしたいよね」2019年に行われたSDGsの関連中国足球彩票でたまたま一緒になった学生が声を上げて集まったのが「やさしいせいふく」の原形です。この中国足球彩票で、アパレル産業は染色排水や生産ロスなどで環境負荷が高いことを知り、人にも環境にもやさしい服づくりができないかを考えたのが活動の始まりです。

現在、学校行事などで作られる中国足球彩票Tシャツは格安で手軽につくることができます。しかし、このような格安Tシャツは、どんなに劣悪な労働環境で作っていても、地球環境に悪い影響があっても、私たちはその実態を知ることはありませんでした。このことを知ってもらう願いを込め「やさしいてぃーしゃつ」を企画しました。

「材料は、環境にやさしいオーガニックな物が良いよね」「縫製工場は、人権に配慮した労働環境の良い工場にしたいよね」などいろいろと方向性が決まって、これらを実現可能な企業を探しました。コストの問題など課題も多く、紆余曲折ありましたが、私たちの考えに賛同してくれる企業と出会うことが出来ました。

結成から3年、私たちは、多くの方の協力を頂きこのTシャツを販売することが出来ています。このTシャツを着てもらうことで、アパレル産業の抱える問題を考えるきっかけとなり、解決の一助になればと思います。

今の「やさしいせいふく」があるのは、「何かしたい」と未熟ながらも声をあげ、それを後押しする温かい応援があったからです。皆さんも「何かしたい」「変えたい」という想いがあるのなら、まず一歩踏み出すことが社会を変えることに繋がると思います。何かを成し遂げたい気持ちがあるなら、応援者が多い若い内に動き出してみるのが良いと実感しています。

福井大生へのメッセージ

坂本 亮さん
未熟なのは当たり前。いつでも何かネガティブなことを言う人がいるのは仕方がないです。だから、恥ずかしがらずにやりたいことをしっかり発信するといいかも。
鈴木 夏音さん
興味をそのままにしておくことができない私は、身近にこの活動に参加している先輩がいたので「やさしいせいふく」に入りました。まずはやってみることが大切だと思います。