11月23日、福井大学医学部は、ベトナム国立皮膚疾患病院と部局間協定の締結をしました。
同院はベトナムの首都ハノイに立地し、ベトナム各地から皮膚疾患の患者を受け入る国内有数の医療施設で、研究も活発。
この協定は、同院長のドアン レ フェ(Doanh Le Huu)教授が日本へ留学中に、当時留学先の研究者であった長谷川稔教授と学友となったことをきっかけとして、人材交流に発展。このたび部局間協定締結の運びとなりました。
締結にあたり、藤枝重治医学部長は「本学の皮膚科学分野でベトナムと初めての国際協定である。本学から同院へ、同院から本学へと人の行き来を活発にして、日越共同研究を加速していきたい」と話し、本協定の窓口教員である長谷川教授は「この度の協定締結により、学生の相互留学をはじめ研究者の交流を深め、互いの臨床研究や医学教育に繋げたい」と交流への意気込みを述べました。