大学と社会の新たな結び目「教育実践研究 公開クロスセッション」を開催しました

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ポスター発表の様子

ポスター発表の様子

教員を目指す教育学部(教育地域科学部)の学生が、何を学び、悩み、感じているのか、高校生や一般の方を交え語り合う「教育実践研究 公開クロスセッション」を12月16日と17日に、文京キャンパスで開催しました。2日間で約100名の高校生が参加し、学校教育課程の全学生や一般参加者を含めた全体では約550名となりました。高大接続の新たなモデルを示す本学独自の取り組みとして、教員の養成と研修の連携をより具体的なレベルで実現する新たな仕掛けとして、また、大学と社会の“新たな結び目”として、2013年から実施しています。
オリエンテーションで、教育学部の遠藤 貴広准教授が、「大学での学びを、学生が高校生の皆さんにわかる言葉で説明します。学生にとっては、これまで経験してきたことを問い直すという意味合いがあります。また、世間でのイメージと学生が実際に経験する学びには、ズレがあると思いますし、同じ教育学部といっても大学ごとに特色があり、教育内容は様々です。今日は、うまく取り組めている学生もそうでない学生も、全ての学生が発表しますので、実態を知り進路決定の参考にしてください」と高校生らに向けてあいさつしました。
「教師の多忙化」「アクティブラーニング」などをテーマに学部1、2年生がポスター発表をした後、5~6人のグループに分かれ、4年生は教職課程4年間の学びを報告し、今年初めて教育実習を行った3年生は、その体験を踏まえて教科教育の視点から報告しました。
クロスセッションの様子参加した高校生からは「ぶっちゃけた話が聞けてよかった」「今日参加するまでは第2志望だったけど、福大生の皆さんが楽しみながら学んでいる雰囲気が伝わってきて、第1志望になった」との声が聞かれました。これまでの学びを紹介した学生は「授業をする時のノリは大事だとは思っていましたが、説明する中でとても共感してくれた高校生の様子を見て、改めて意識するきっかけになった」と、手ごたえを語ってくれました。

クロスセッションの様子

│ 2017年12月22日 │
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