福井大学生命科学複合研究教育センターは12月7日、(独)日本学術振興会からの支援を受け、研究成果の社会還元?普及事業「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」を同大学松岡キャンパスで開催し、福井県内から48名の高校生が参加しました。
同センターでは、生命への畏敬を持ち、医学研究などを志す強い意志と興味を喚起することを目的に「医学研究の最前線の扉を開こう!―生命医科学への招待―」と題して、消化管機能コース(飯野哲 医学部教授)と画像解剖コース(法木左近 医学部准教授)の2コースを設けて講義と実習を行いました。
実習では、マウスの解剖を通して消化管の運動の様子を実際に見て触れる体験や、医学部Ai(オートプシー?イメージング)センターでラットをCT撮影し、解剖することで画像と実際の組織の比較を行いました。高校生による実験小動物のCT撮影?解析は世界的にも珍しい試みです。高校生らは、実習を通じて最先端の研究に触れ、生命医科学への興味?関心を深めていました。
また、当日は(独)日本学術振興会研究員及び職員が出席し、科研費の説明を行った他、参加した高校生の活動を見学しました。