2月16日(土)、文京キャンパスにて「第2回福井CSTシンポジウム」を開催しました。このシンポジウムは、平成21年度に(独)科学技術振興機構の「理数系教員(コア?サイエンス?ティーチャー:CST)養成拠点構築事業」に採択され、本学及び福井県教育委員会と共に行ってきた4年間のCST養成?支援?活動の成果を福井県内はもとより全国から参加のあった14都府県の事業関係者と共有し、今後の福井県内を始め全国の理科教育支援のあり方について議論し、活動を深めることを目的として開催されました。
今回のシンポジウムには、全国のCST養成拠点構築事業関係者約90名が出席し、県教育庁義務教育課 二宮参事、(独)科学技術振興機構履修学習支援センター 植木副センター長の挨拶に続き、本学教育地域科学部附属教育実践総合センター 岸准教授の講演をはじめ、4年間の福井CST養成拠点構築プログラムの成果報告がありました。
その後、拠点形成、理科教育実践活動、ICT活用事例、CST活動の報告など、実際に活用した教材などを示しながらのポスター発表、更には、全国からのCST養成の現状と課題に関する6件の口頭発表が行われました。
事業開始以来、平成24年度までに16都府県の申請が採択され、参加者にとって、全国で展開されている様子を間近に聞きながら事例を共有する素晴らしい場となりました。