フィリピン?アダムソン大学との研究交流ウェビナーに531名が参加

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 3月17日、本学工学部建築?都市環境工学科は、フィリピン共和国のアダムソン大学?建築学部と、本学学生交流センターのプロジェクトラーニングスペースをハブ会場として研究交流ウェビナーを開催しました。

明石副学長(写真左)

 このウェビナーは、本学の卒業生で福井大学留学生同窓会フィリピン支部の設立に携り、現在アダムソン大学に勤務するフレダイネル?バナッグ氏から、本学国際センター虎尾憲史教授に学術交流の打診があり実現しました。ウェビナーには、両大学の教員5名が登壇し、両大の学生や大学関係者など531名が視聴した盛大な中国足球彩票になりました。

 はじめに、アダムソン大学のシルヴェスタ?シャウン?セノ建築学部長と本学国際担当副学長の明石行生教授が開会の挨拶を行い、明石教授は「本日のウェビナーを手始めとして、今後アダムソン大学と学術交流を発展させていきます。学術交流協定を締結した際には、ぜひ本学に留学して下さい」と述べました。

日本の伝統的建築を紹介する山田講師

 講演では、本学から建築?都市環境工学科の3名の教員が登壇し、山田岳晴講師は福井県の岡太神社?大瀧神社を例に日本の伝統的建築を紹介。西本雅人講師は、富山県の「星の杜小学校」の木造建築を紹介し、木を活かした教育である「木育」の取組みについて講演しました。裵敏廷助教は、自ら設計の一部に携わった医療施設を紹介し、障がい児通所施設活用の実態調査を報告しました。

 一方、アダムソン大学からは、建築学部のエドガルド?カストロ特別講師がスペイン製レンガ「ラドリヨ」がフィリピンに伝わった経緯と、このレンガを用いた建築デザインの変遷について紹介し、ロシェイラ?マリット講師は、サステナビリティのための建築教育について台湾とフィリピンとの間で比較した研究成果を報告しました。

「木育」について講演する西本講師

 参加した学生は「海外の大学の研究内容を英語で視聴出来、貴重な経験になった」などと話し、国際共修の一端に触れる機会となりました。

交流会の様子

 本学では、こうしたウェビナーをきっかけとして、ウィズコロナの時代における国際交流を積極的に進めていきます。協力いただける方は国際課まで連絡ください。

 

 

 

 

 

研究交流ウェビナーに参加した教員はこちら

工学系部門 工学領域 建築建設工学講座 明石 行生教授

https://r-info.ad.u-fukui.ac.jp/Profiles/25/0002444/profile.html

工学系部門 工学領域 建築建設工学講座 山田 岳晴講師

https://r-info.ad.u-fukui.ac.jp/Profiles/28/0002733/profile.html

工学系部門 工学領域 建築建設工学講座 西本 雅人講師

https://r-info.ad.u-fukui.ac.jp/Profiles/27/0002643/profile.html

工学系部門 工学領域 建築建設工学講座 裵 敏廷助教

https://r-info.ad.u-fukui.ac.jp/Profiles/35/0003481/profile.html

│ 2022年3月29日 │
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