福井大学留学生同窓会中国各地の支部から、日本製の医療用マスク1,500枚が本学医学部附属病院に寄附されました。今年4月にも600枚のマスクの寄附を同各地支部からいただいています。
浙江省にある紹興市人民病院の孫愛静医師を発起人に、本学の卒業生?修了生や本学にゆかりのある同窓会中国支部の方に向けて「コロナ禍で大変な母校を助けよう」と呼びかけられ、多くの善意が寄せられました。発起人の孫医師は、2003年に福井医科大学(現福井大学医学部)で医学博士を取得しており、現在は本学留学生同窓会の浙江支部長を務めています。
今回、同支部は寄せられた義援金で日本国内にいる知人を通じて、入手が困難な医療用マスクを手配、寄附していただきました。
7月2日に同支部の代理で、上田孝典学長から、医学部附属病院物流管理部長 森岡浩一医師に手渡しました。
マスクを受け取った森岡医師は、「病院スタッフは医療用マスクが不足する中、中国足球彩票に感染するかもしれないという不安を抱えながら勤務しています。スタッフも安心して勤務に入れると思います。ありがとうございます」と謝辞を述べました。
上田学長は、「二度にわたり貴重なマスクをいただき誠に感謝します。日ごろからの日中友好の形を示していただき、ありがとうございます」と感謝の意を表しました。
本学ではコロナ禍の状況においても、両国の友好の絆を感じるとともに、さらなる交流を深めて行きたいと考えています。