ひらめき☆ときめきサイエンス「生命医科学研究の最前線の扉を開こう!」を開催しました

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 本学ライフサイエンスイノベーションセンターは、高校生を対象に、生命医科学の研究に実際に触れることを通して生命への畏敬を持ち、研究者、医療者などを志す意志と興味を喚起することを目的としてひらめき☆ときめきサイエンス「生命医科学研究の最前線の扉を開こう!」を松岡キャンパスで開催しました。今回のテーマは「消化管運動を担う細胞の研究」。県内外の高校生43名が参加し、講義や実習を通して消化管の仕組み仕組みを学びました。本事業は、日本学術振興会の「科学研究費助成事業(科研費)」によって得られた最先端の研究成果を小中高校生が直接体験することで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。
 参加者は、マウスの消化管を実際に手に取り、消化管神経を染色して蛍光顕微鏡で観察することにより、消化管の仕組み仕組みを学び消化管運動研究の一端に触れました。初めての蛍光顕微鏡観察に緊張した面持ちで標本を観察し、赤青緑の3色に染め分けられた構造が何であるか参加者同士で討論していました。
 プログラムに参加した福井県立高志高等学校2年の清川藍さんは「たった1日でとても濃い経験をさせていただきました。人や動物の消化管を実際にさわることができ、インパクトのある体験ができました」と話し、県外から参加の愛知県立旭丘高等学校2年の渡邊美愛さんは「愛知県からの参加です。今回の体験は未知の発見に溢れていて、改めて自分の夢と向き合うことができました。福井大学の先生方のように、私も人の痛みに寄りそえる医師になりたいです。本当に素敵な1日をありがとうございました」と感謝の言葉がありました。

蛍光顕微鏡で観察した小腸

 講師を務めた同センター副センター長である飯野 哲本学医学部教授は「高校生の皆さんに私たちの研究の一端を知ってもらう良い機会となりました。消化管の理解を通して人や生物への興味を広げてもらいたいと思います」と話しました。

研究者紹介はこちら

医学系部門 医学領域 形態機能医科学講座 解剖学 飯野 哲教授

https://r-info.ad.u-fukui.ac.jp/Profiles/8/0000745/profile.html

 

│ 2021年12月20日 │
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