本学では、本学学生を対象に「withコロナだからこそできることがある!」をテーマにした学生アイデアコンテストを開催しました。学生目線の発想で“こうだったら良いのに”“こうなれば良いのに”などコロナ禍においても大学生活をよくするアイデアを10月に募集し、45点の応募がありました。学長をはじめとした4名の役員の審査により優秀なアイデア10点を選出し、12月17日に行われた授賞式では、最優秀賞、優秀賞、企画賞を受賞した4名がプレゼンテーションを行いました。
授賞式の前に、上田孝典学長は「コンテストに参加した学生のアイデアを拝見するだけで元気になりました。今日は力を抜いて気軽に発表してください」と挨拶しました。
今回、最優秀賞のFantastic アイデア賞に選ばれた国際地域学部3年白野 和(しろの やまと)さんのアイデア「VR(Virtual Reality)で臨場感MAX!!感染リスクはMINIMUM??」は、VRによるアバターを利用し、リモートでも本当に大学に行っているような臨場感を味わうことができるというもので、コロナ禍で孤独を感じている学生を救う一助になる可能性があり、夢がある大きな発想力が高く評価されました。
また、優秀賞のAmaging アイデア賞に選ばれた医学部 佐藤 良糸(さとう らいと)さんが考えた「学生向けに作られた、福井大学の公式LINE の作成」は、現状のGoogle WorkspaceにLINEアプリを利用して提出物のリマインドや講師との学生相談などを行う機能を追加するアイデアで、同じく優秀賞Amaging アイデア
賞の大学院工学研究科 加藤 大知(かとう だいち)さんの「福井大学マスク」
は、学生を対象に大学ロゴが入ったマスクをすると大学と提携したお店などで、いろんな特典が得られるキャンペーンを展開しコロナ対策に繋げるというもので、共に実現性が高いと評価されました。
研究、産学?社会連携担当の末信一朗理事は全体講評として「真剣にwithコロナを考えていただき感謝します。改めて福井大学生のパワーに感心しました。今回、列席した学生にはこの経験を生かしてもらいたい」と述べました。最優秀賞を受賞した白野さんは「コロナ禍の中、いかに学生生活を有効に過ごせるかを常に考えていました。このような機会に恵まれて感謝いたします」と話し、喜びの声を上げました。
本学では、学生生活の充実を目指し、学生参加型の大学運営を行っていきます。