報道の紹介

ホーム >  報道の紹介 >  揺らめくLED和ろうそくに迫る(2011.6.18)

揺らめくLED和ろうそくに迫る(2011.6.18)

2011年6月18日 福井新聞

和ろうそくとLEDは対象的だが、この二つの明かりを結びつける研究が福井大で進んでいます。同大大学院工学研究科准教授の明石行生さんの研究室で、田中紘一さんが製作した最新の試作機では、赤、黄、青3色のLEDの点滅と位置を微妙に組み合わせ、炎の揺らぎだけでなく、色のグラデーションを忠実に再現しました。明石さんによると、オフィスの照明に必要な照度は、日本は幅があるものの、おおむね750スルク以上が基準となっているのに対し、海外では500スルクが一般的という。人口1人当たりの光の量(光束)でも、日本はヨーロッパ各国よりも30%~40%程度多い。明石さんは「ネガティブに考えるよりもポジティブにとらえ、上質な明かりとともに、暗がりのよさを楽しんでは」と話しています。

│ 2011年6月20日 │
ページの先頭に戻る
前のページに戻る